インターネットを使った歯科医のマーケティング戦略
2016/12/05 税務
皆さんこんにちは。
12月に入り気温もグッと下がりクリスマス気分も盛り上がって参りました。
朝なかなか布団から出られない、夜はこたつでテレビやスマートフォンを見ているという方も多くなってきたのではないでしょうか?
ある調査で、スマートフォンを所有する15歳以上60歳未満の男女を対象に、一日にどれくらいスマートフォンを利用するか聞いたところ、「2時間以上3時間未満」の割合が最も多く、22.4%。3時間以上の割合を合わせると、46.0%にものぼると出ておりました。
そこで今回は「インターネットを使った歯科医のマーケティング戦略」と題してブログを書いてみようと思います。
日本のインターネット利用者は今でも増え続けています。
スマートフォンが普及し、さらに増えていくことは確実です。
歯医者(歯科医院)がマーケティング戦略で競合に勝つためには、「インターネット」への対策が一番重要と言っても過言ではありません。
まだ多くの歯科医院が、「ただホームページを持っているだけ」の状態で、集客効果を出すことができていません。
集客できる歯科医院のインターネットマーケティング戦略についてこれから詳しく説明します。
①ホームページが基本
インターネットマーケティングでは、以下のようにたくさんの手段があります。
SEO、リスティング広告、アフィリエイト広告、ブログ、Facebook、Twitter、Youtube、LINE、など。
ただ、どれを行うにしてもホームページを持つことが基本になります。
集客のできる効果的なホームページを持つことが大切です。
集客のできるホームページとは、次のようなホームページです。
他院との違いが分かる
多くの歯科医院からあなたの歯科医院を選ばければいけない理由が分かるように書かれていなければいけません。
患者の方には、たくさんの選択肢があります。
なぜ自分の歯科医院に来る必要があるのか、説明してあげてください。
どんな人がやっている歯科医院かが分かる
医療は特に信頼性が大切です。
どんな人がやっているか分からない歯科医院に患者の方が行くと思いますか?
顔写真が掲載されていて、安心できる歯医者をふつうは選びますよね。
顔写真を掲載して、自分の経歴・実績・人間性などを伝えてあげましょう。
場所・連絡先・診察時間がすぐ分かる
当たり前だと思うかもしれませんが、本当に見やすくなっていますか?
改めてパソコンとスマートフォンから自分のホームページを確認してみてください。
見やすくないと、すぐに他院のホームページへと移動してしまいます。
他にも大切な要素はありますが、重要ポイントについて挙げました。
②ホームページへアクセスを集める
ホームページへのアクセス数がないと、予約や来院はありません。
どれだけ多くの人にホームページを見てもらえるかが大切です。
先ほど挙げた手段の中から代表的なものを紹介します。
SEO
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で「検索エンジン最適化」のことです。
主に以下のキーワードで検索されるときに自分のホームページが1ページ目に表示されるようにしていきましょう。
「地名 + 歯医者・歯科医院」
このキーワードは、歯医者へ行く人が検索するキーワードです。
リスティング広告
SEOと同じように、検索エンジン(GoogleやYahoo)で検索されたときにアクセスを集める方法です。
SEOと違い、広告費を支払って自分のホームページを掲載します。
クリックされるごとにお金がかかる仕組みです。
あなたの歯科医院に来そうな方が検索するキーワードで出稿し、ホームページへ来てもらえるようにします。
そのうち、何人かが実際に来院してくれます。
ブログ
ブログでは、SEOで紹介したキーワード以外にも様々なキーワードを狙いながら、記事を増やしていきます。
ホームページの固定ページだけでは伝えきれない治療に関することや歯科医院のことを患者の方へ教えてあげてください。
教えてもらった患者の方は、その歯医者へ信頼を寄せるようになります。
Facebookは、口コミマーケティングに適しています。
検索エンジンとは異なり、人と人のつながりが重要視されるメディアです。
Facebookで友だちを増やしながら、情報発信をして、口コミが広がるようにしましょう。
口コミは信頼性が高く、友だちが勧めてくれた歯医者には行く可能性が高いです。
③問い合わせや予約を取りやすく
ここまででこの歯医者に行こうと思ってくれた患者の方へ最後の案内が必要です。
予約のメールや電話をもらわなければいけません。
※予約せずに来院する人もいるでしょう。
問い合わせや予約のメールや電話のときに気をつけるべきことを挙げます。
メールフォーム
メールで問い合わせをしたい人へは、メール問い合わせフォームを案内してあげましょう。
フォームの項目は多くしないようにしてください。
住所など、問い合わせの時点で聞かなくてもいい情報までフォームに記入させていることが多いです。
項目が多いと、面倒になって問い合わせなくなります。
予約フォームも使いやすいフォームにしましょう。
電話
電話番号を大きく分かりやすく表示してあげてください。
どのページに行ってもすぐに分かるようにしてください。
さらにスマートフォンからアクセスした人が、電話番号記入画面に戻って電話番号を1つずつ打ち込まなくていいように、電話番号をタップしたら電話を掛けられるようにしてあげましょう。
まとめ
ここまで説明したことをまとめます。
・ホームページが基本
・ホームページへアクセスを集める
・問い合わせや予約を取りやすく
これらすべてが出来ているホームページでしたか?
1つずつ確認して出来ているかチェックしてください。
これらがすべて出来ていれば、あなたのホームページは集患できます。
監査部 1課
柴田 恭兵