FUKUDARYU

IDECOの金融機関選択

2017/04/03 税務

みなさん おはようございます。

 

日照時間も長くなり気が付けばすっかり春の季節です。

何か新しいことにチャレンジしようと私はスポーツジムに入会しました。

三日坊主にならないようにしたいと思います。

 

今回は個人型確定拠出年金の金融機関の選び方についてお話したいと思います。

個人型確定拠出年金IDeCoについては2016年12月16日のブログにて解説しています。

IDeCoは60歳まで引き出しができず、月々の手数料が金融機関で異なるため金融機関の選択次第では

合計で支払う手数料は大きく異なってしまうことが予想されます。

では、どんな手数料がかかるか確認してみましょう。

①口座管理手数料

IDeCoの運用期間中は毎月、国民年金基金連合会と信託銀行に対して手数料をそれぞれ103円と64円

合わせて167円を支払わなければなりません。それに加え、各金融機関に支払う口座管理手数料が必要となります。

口座管理手数料は金融機関によって異なり、残高が多ければ0円となる金融機関や、キャンペーン中は0円となる

金融機関もあります。

②信託報酬

金融機関で購入する投資信託の運用に信託報酬が発生します。信託報酬は所有している投資信託の残高に応じて

年利〇%と一定の割合で経費が発生します。低リスクのもので0.5% 高リスクのもで2.0%前後のものが多いようです。

 

短期間でみれば些細な問題ではないかもしれませんが、60歳まで運用することを考えると少しでも手数料が安い金融機関を

選ぶことが資産形成につながります。

 

 

監査部 2課 尾方 鼓